〜チェ・ジェチョル、西日本を叩いて渡る!〜

国の太鼓「チャンゴ」を叩きながら日本の野山を歩き、リズムを体得する試みに挑むとんでもないアーティストがここにいる! リズムサーカスWEB では、チャンゴ奏者チェ・ジェチョ ルさんの「チャンゴウォーク2010 〜西日本横断計画〜」を応援していきます。 ジェチョルさんがチャンゴを担いで汗水垂らしながら一歩一歩踏み進める様子をできるかぎり速く・熱く みなさんにお伝えします。 出発は7月20日付近!! Ustream などによる同時動画配信も予定中!

「木蓮」オフィシャルウェブサイト / チェ・ジェチョル Blog

Ustream ライブ同時配信


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▼9月30日(木)凱旋ライブ!!

―京都から福岡まで、太鼓を叩きながら踏破する(予定の)とんでもない男の刻みだすリズムを目撃すべし!―

昨年の「チャンゴウォーク2009〜東海道五十三次ウォーク〜」にひきつづき、今年は西日本横断を目指すチェ・ジェチョル。サムルノリ(韓国伝統打楽器アンサンブル)で身に付けた韓国のリズム、そして彼が生まれ育った日本のお囃子のリズム、愛してやまないラテンパーカッションの音や情熱、そういったものを全部チャンゴひとつに詰め込んでチェ・ジェチョルは旅に出た!峠を越え、坂道を下り、風にあおられ、砂浜を踏んで歩くうちに、狭い部屋の中で身につけてきた常識的なリズム感や体の動かし方は一切通用しなくなる。無駄なものは全てそぎ落とし、呼吸と歩調にあったリズムを自分で探し出すしかないのだ。

京都から西へ西へと、海をみつめながら山陽道を歩き、9月後半に福岡に到着し、(予定)たくさんの出会い発見と野望と情熱をひきつれて帰ってくる太鼓打ちを見逃す手はない!

チェ・ジェチョルが旅の最後に凱旋のゴールテープを切るのは、日暮里のサルサ・クラブ「Salud!(サルー)」。みなさまお誘いあわせの上、是非お越しください。


LIVE INFOMATION

日時2010年9月30日(木)18時半開場/19時開演
会場日暮里salsa club Salud!(サルー)
出演者チェ・ジェチョル(崔在哲)ほか、ゲストあり
チャージ一般2000円/ 学生1500円/ 小学生以下無料(1drink 別オーダー)
お問い合わせcontact@r-circus.com
チケット予約

□会場の日暮里Salud!で直接販売

※特典・チケットのご購入のため直接お店に来ていただいた方には
その場で1ドリンクをサービスします。(アルコールも有)
ご近所の方、日暮里近辺に用事のある方は一度会場に足をお運び頂いて 冷たいものを召し上がっていきませんか!
Salud!では、様々な音楽・ダンスのイベントを開催しています。 スケジュールはウェブサイトでご確認ください。

□電話ご予約

会場Salud!(サルー)電話予約 TEL : 03-3807-2150
※お支払いは当日にお願いします。

□メールご予約
メールフォームよりお申し込みください→→

主催Rhythm Circus
企画・制作 神野知恵、角谷七瀬
助成武藤舞 音楽環境創造教育研究助成金
公演概要

日暮里サルサクラブSalud!8周年記念イベント!

リズムサーカスが企画するコリアンパーカッショニストのフィーチャーイベント。ラテンと韓国と日本が出会うお祭りがやってくる!


チェ・ジェチョルのソウルフルな歌声をチャンゴやギターに乗せた弾き語り、チャンゴを体につけて叩き、舞い、飛び跳ね、回る、鮮やかなソルチャンゴをたっぷりお聞かせします。それに加え、打楽器アンサンブルやバンドとの真剣勝負セッション、特別ゲストとのコラボレーションも企画中!西日本チャンゴウォーク道中の色々な珍事件も聞けるトークセッションも予定しています!


会場へのアクセス


東京都荒川区東日暮里6-60-9
TEL:03-3807-2150


ライブフライヤーダウンロード

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▼チェジェチョルさん紹介 〜チャンゴウォークに至った経緯〜

ーチェ・ジェチョルという「太鼓打ち」

チェジェチョル1

東京に、ひとりの太鼓打ちがいる。
韓国太鼓チャンゴの奏者、崔在哲(チェ・ジェチョル)。
伝統打楽器アンサンブル「サムルノリ」のリズムや音の遊び方をベースに、 独自のグルーヴを紡ぎだしている稀有なパーカッショニストだ。
在日コリアン3世として日本に生まれ育ち、どこか「ホンモノの」韓国と自分との差を感じながらも、あえてその曖昧なアイデンティティをも武器にする軽やかさを持つ。
2003 年にはバンド『木蓮』を結成し、チャンゴのリズムにのせて日本の篠笛やドラム、ギター、ベース、キーボードなどが遊ぶ、自由で大らかな「祭り的」楽曲を制作しライブも行ってきた。
現在は仙波清彦&カルガモーズのメンバーとして、多方面のパーカッショニストとの共演に挑戦し続けている。
昔からずっと好きで聞いてきたラテンミュージック、 知らぬ間に体に染み込んでいる日本のお囃子、そして20歳を過ぎてから
改めて出会った、祖国韓国のとんでもなくダンサブルなリズムたち。
チェ・ジェチョルは今、そういった全てを飲みこんで彼自身のリズムを発しようとしている。

ーチャンゴとの出会い

チェジェチョル2

「民族学校時代には、チャンゴなんかに興味はなかった」
チャンゴは韓国の「小さなオーケストラ」とも言われる楽器。
ふたつのバチを鮮やかに交差させながら百や千のリズムを生み出す太鼓だ。
チェ・ジェチョルはその魅力を情熱たっぷりに伝えてくれる。
チェは高校まで民族学校に通った。
民族学校時代には、チャンゴなんかに興味はなかった。
エリック・クラプトン(CREAM)やジミヘンに影響され、ハードロックを 好むギター少年の目には、むしろカッコ悪いとすら映っていた。
大学に入ってからは和服の素晴らしさに目覚め、着物の店を開く夢を持っていた。
夢の実現の難しさにぶつかったちょうどその頃、チャンゴに再び出会った。
それは、キム・ドクスによるサムルノリのCD だった。
改めて自分の国の音を聴いて、衝撃を受けた。
これは人体テクノだ!と。
胴が割れたチャンゴを引っ張り出し、ワイヤで固定してとにかく叩いた。
舞踊教室に弟子入りして、チャンゴ一色になった。
それからしばらくした頃、井の頭公園でシタール弾きと一緒にめちゃくちゃにチャンゴを叩いているところを、
だいぶ向こうからジロッと見ている人がいた。
後になって近づいてきて、自分もサムルノリをやっているという。
自分の師匠に君を絶対会わせたい、と言われ、それがきっかけで、リ・チャンソプ氏に師事することになる。
サムルノリでは、チャンゴと共に、
目の覚めるような音を出す鉦「ケンガリ」や、腹に響く太鼓「プク」、
千里先までこだまする銅鑼「チン」という楽器が使われる。
この打楽器たちが絡み合い、ほどけて、また結ばれていく、そんな音楽の世界。
チェはそんなサムルノリの音楽にどっぷり漬かっていった。
しかしどんなにサムルノリの世界を追求して上手くなっても、日本で生まれ育った
在日コリアンの自分が叩き出すのは「サムルノリ的」なものに過ぎない。
韓国に生まれ育っている人ならば、太鼓を叩いたことすらなくても、体には 韓国のリズムが染み込んでいる。
自分にとってはそれは韓国のリズムではなく むしろ日本のお囃子である、という気づきから、
チェ・ジェチョルは自分の 新しい表現方法を模索していくことになる。

ーチャンゴを叩きながら歩くという選択肢

チェジェチョル3

「チャンゴウォーク」
ーその地のリズムを、そして自分のリズムを見つけ出す作業。

「韓国の音楽はこうだ、日本のはこうだと決めつけることが大の苦手」 と、チェ・ジェチョルは語る。
「むしろ、○○的な音楽のほうが魅力的」だとも。
その言葉のとおり、彼が自由奔放にチャンゴを打つと、
それがどこの何のリズムであるかなどはあまり意味を成さないように思えてくる。
聴いているとただ一緒に踊り出したくなる。
それだけが大事なことのように感じられるのだ。
そんなチェが、自身のなかで混沌と湧き出てくるリズムを確認するために
選択した方法は、歩くことだった。

チャンゴが刻みだす様々なリズムは、一見難解で複雑だ。
でも元をただせば、人が大地を踏みしめながら歩くことに全て通じているのではないか。
きっと500年ぐらい前、朝鮮半島のどこかでチャンゴを叩きはじめたオッチャンは、
野良仕事の合間に遊びながらチャンゴを打ち、その地を踏みしめながら、
体になじむリズムを探して実験を繰り返していたはずだ。
他の誰かのやり方を盗んだり、逆に人とは違うことをやろうと
ああだこうだと試行錯誤をしていたに違いない。
ならば先人が体で得たリズムを、彼らと同じように野山を歩いて
自分のリズムとして体得しようではないか。
狭い部屋のなかで練習するのではなく、生まれ育った日本の野山や 海を感じながら歩くのだ。
― 山の村には山のリズム、浜辺の村には浜辺のリズム。
チャンゴを腰に結び付けて、チェは歩く。
山も、谷も、砂地も、階段も、コンクリートも、とにかく叩いて歩く。
その地のリズムを見つけ出し、そして自分のリズムを見つけ出す作業。
それがチェ・ジェチョルの「チャンゴウォーク」だ。
2010 年夏は京都から福岡まで、瀬戸内海を臨む山陽ルートで歩く。
そこで得られる成果への期待は膨らむばかりだ。

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